コメント

日々は、更新し消費され続ける悲惨なニュースであふれ、そこには、謎でありいくら追い求めても辿りつけない。
これは、その謎そのものを描こうとした映画であり、果ては、映画自身が謎となる。その時、自らの日常も陰惨な出来事と実は近いことに戦慄する。

瀬々敬久(映画監督)


ファーストカットから異彩を放つ『傀儡』は卒業制作、つまり学生映画だ。
しかし、迷宮の如きストーリー、空撮・移動ショットによる映像美、細やかな音響効果、叙情的な劇伴等々、高い完成度と重厚さは学生映画の概念と歴史を変えるに違いない!

松崎健夫(映画評論家)


静かな映画に、いつの間にか共鳴した。わかりやすい言葉で言わないのが心地よく、ひたひたと浸透してくる人間の性を感じた。長引く余韻に、今もたっぷりと浸っている。

甲斐さやか(映画監督)


松本監督。騙されました。 一つの事件に苦しむ難しい役を繊細に演じ分けた木口さん、抑えた感情からの眼差しの強さを見ました。 方言や、閉鎖された山の風景、世界観、好きです。 悲しいお話ですが誰かの手を握る時、きっと私はこの映画を思い出すでしょう。。

小栗はるひ(映画監督)


野心に溢れ、不思議な歪みを持った作品でした。 この作品を卒業制作で撮った松本監督ってどんな人なんだろう。 そして、木口健太という素敵な俳優に是非出会ってください。

二宮健(映画監督)


他者の中に蠢く自己との対峙。確定されずにもがくそれも自己。 思わず化ける狂気。 そんな狂気の引き金が静かに散りばめられた映画である。。

河合龍之介(俳優)

高校時代の恋人の転落死から12年後、記者となった藤真(木口健太)は、“事故死で処理された未解決事件”として恋人の記事を書くよう上司から命じられる。「書いても遺族を追い詰めるだけだ」と藤真は反論するも、半ば強制的に取材へ飛ばされてしまう。
戸惑いを隠せないまま遺族の元を訪れた藤真は、当時容疑者として疑われていた男・志田(二階堂智)が遺族と共に暮らす光景を目にする。遺族たちは志田を“先生”と呼び、従順な態度で接していた。
そんな彼らの様子を不審に思いながら藤真は取材を始めるが……。

木口健太 / 藤真翔平

『おんなのこきらい』での芝居が好評を博しMOOSIC LAB 2014にて男優賞を獲得。公開を控える映画『ずぶぬれて犬ころ』では主演を務める、今注目の若手俳優。

二階堂智 / 志田要一

『セイジ –陸の魚-』『海すずめ』など数多くの映画、ドラマへの出演は勿論、『BABEL』ではイニャリトゥ監督からも評価を受け、世界的な注目を集めた。

石崎なつみ / 柳井柊子

映画『リュウグウノツカイ』『でーれーガールズ』ほか多数の映画やドラマ、CMに出演。
映画『ぐちゃぐちゃ』では映画初主演を務める。

戸田昌宏 / 柳井辰巳

映画『CURE』『クリーピー 偽りの隣人』ほか多数のテレビドラマにも出演する傍ら自身でも演劇ユニット「プリセタ」主宰を務める。

保田あゆみ / 柳井早弥子

WEBドラマ『いと』では主演を好演し女優として注目を集める傍ら、PUMAスポーツウェアのビジュアルに抜擢されるなど、モデルとしてのキャリアも持つ。

渋川清彦 / 志田一義

『お盆の弟』『モーターズ』『下衆の愛』など数多くの映画で主演を務める。映画業界で指折りの人気と実力を誇る俳優。

烏丸せつこ / 柳井波絵

1980年『海潮音』にて女優デビュー。以後『四季・奈津子』『マノン』など、多くの名作に出演。映画『教誨師』が2018年10月に公開を控える。

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2018年6月16日(土)〜7月6日(金)
20:45〜22:15